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2018年6月27日水曜日

岩谷産業株式会社、 第75回株主総会に出席しました。

岩谷産業は産業や生活基盤の基本インフラである燃料を主に扱う伝統ある会社です。

その伝統振りが株主総会にも表れています。
場所はヒルトン大阪でそれなりに立派です。
来年はG20に重なるのでどうか?今から楽しみです。
会場には、大勢の背広姿の案内係が配置されています。
慇懃で株主を重視している風に演出されています。

ざっと見た感じでは300席位かと思います、7割位埋まってた様に見えました。
さて定刻10時に開始宣言が有り、報告事項の説明がありました。
ここで注目したのは、CEO本人が自らの発言で報告事項を行った事です。
最近の株主総会は、ほとんどスライドとアナウンスで済ませてしまいます、特に最近はアナウンスもコンピュータの自動音声で、微妙に変なアクセントが混ざったりします。
もちろん岩谷産業もスライドを使いますが、アナウンスはCEOが壇上でマイクを使って行なわれました。
本来は、こう在るべきでしょう。

10時22分で報告事項が終わり、質疑タイム開始ですが、質問者が出ません。
今期は数字もある程度順調でしたし、水素自動車も既に株価に影響する様な話で無くなってますし、あと株主が不満な点は・・・
とか、ボ~と思っていたら、やっと手が上がりました。
質疑事項は、今ボ~と考えていた事そのものでした、要は配当が少ないのではないか?と言う事です。
そうです、こんなに立派な良い会社なのに、配当性向が15.4%しかないのです。
配当利回りで計算すると1.4%位にしか成りません、これはやはり少ないです。
例によって会社側の回答は、経営全般を考慮して云々、云々、株主様のご期待に沿える様頑張ります。
次にもう一方手が上がりました。
あ!この人いつもの人や、と話を聞いて気付きました。
創業家ファンの株主です、と言う事でこれは紙幅の無駄なので割愛。

もう手が上がらず、議決事項に移り、剰余金処分の件と取締役選任の件が承認されました。
取締役は多いです、17名。しかも社長の上に二人。
これはもう、役員の肩書を変更した方がスッキリします。
機会が有れば、次回手を上げて提案してみます。
岩谷産業の総会は挙手すると割と発言できます。私も以前、株式併合と株価動向について質問した事あります。

岩谷産業の株主総会で歴史と伝統を感じさせる、もう一つは与党株主(社員株主?)の勢い良い「了解」「異議無し」とかの掛け声です、最近ではあまり耳にしませんが、岩谷では健在です。
これは、国会でも普通に行われてる「議長ウ~~~、何々何とかを~~望みま~~~~す」とかと同じ議事進行の手順で問題ない事ですが、なにやら株主総会らしくて良いです。
結局、閉会宣言は10時40分でした。
40分総会でした。

歴史と伝統の岩谷産業ですから、手土産は出ます。

自社製品のハンドソープとキッチンソープのセットです、毎年大体同じです。

そして、ヒルトンの1階ロビーにデェ~~~~ンとFCV トヨタ MIRAI を展示してました。
水素です水素!岩谷産業の得意技、水素燃料電池自動車です、排気ガスゼロ、排気ガスは水だけ、排水??

水素自動車も鳴かず飛ばずですが、自家用車以外の部分では、ジワジワ水素化が進んでいます。

MIRAIも実走行してるのを何度か見ました、北浜や淀屋橋で何度か見たので、役所用かどっかの大企業用か、岩谷社用か??






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