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2018年6月28日木曜日

明星工業株式會社 第76回株主総会に出席しました。

明星工業は断熱工事の会社でその技術力は世界的です(多分)。
本社は靭公園北の四ツ橋筋沿いにあります、私も何度かその前を通った事が有ります。
株主総会会場は、北浜の大阪取引所ビルです、こりゃまた質実剛健です、豪華なホテルとかは使っていません。

後でも言いますが、ここは手土産が美味しいので、結構な人が、手土産貰ってさっさと他の会場に、と言う株主が多いです。
何だか、世知辛いと言おうか、惨めな性格と言おうか、そんな株主が多いのが気に成る会社です。
しかし、これも又後で述べますが、質疑時間にちゃんと質問する立派な株主もいらっしゃっる会社です。

受付すると、コーヒーとお菓子、ペットボトルも出ます。


総会の方は10時定刻に始まりました、先ずは報告事項ですが、連結計算書とかは、スライドとナレーションでしたが、今後の見通しに関しては社長がスライドを使いながら自身が口頭で説明されました。
ここまでが10時24分、ここから質疑時間で、5名程のの株主から質問が有りました。

今季工事の受注残と、配当に関して。
私が思うに、前期は工期遅れで一部利益計上が出来ず、数字が冴えなかったと言う事が有ったので、それを踏まえての質問かと推測しました。
今季注残は190億程有ります、と答えがあった様に聞こえました。
配当に関しては、配当方針は年間12円配か配当性向30%の内高額な方を採用、今季は年間通じて配当性向30.9%と言う事でした。

最近の原油高とオイルシェールガスの採算性と工事受注の見込みの質問でした。
会社側としては原油が60ドルを超えれば、オイルシェールガスに採算性が生じると見てるが、米国の政情や法務的リスクが高い国でもあるので、プラントメーカーにユニットを納品する形が一般的、東南アジアでユニットを製造してプラントメーカーに納品す事に成ると言う事だが、元受けのプラントメーカーがあるので、見通しはすぐには不明、と言う感じの回答だったと思います。

人手不足対策に関して質問されました。
最近はどこの会社もこれが最重要で、送られてくる短信とか見ても、必ず人材確保と言う文字を見ます。
明星工業は、インドネシアで積極的に人材確保に動いていて、技師や現場職人の採用教育にいそしんでいて、国の外国人労働者に関する法制度の改革にも期待してる、と言う回答だった様に思います。

その他質問が続きましたが、10時45分頃に、質問者が途切れたので、決議事項に移りました。

決議事項は多く
1.剰余金処分の件 
2.取締役8名の選任
3.補欠監査委員の選任
4.退任取締役の慰労金の件
5.取締役に対する株式報酬等の件
これは、役員の退職金を株式で支払う事に関する事でしょう
6.株式大量取得行為に関する対応策
これは所謂乗っ取り防止策でしょう

6件とも賛成多数で承認されました。
無事に11時2分に終了いたしました。

手土産は美味しいです。

私は知りませんでしたが、有名洋菓子、大阪北浜「五感」の「穂の一 果々緒」でした。

大阪取引所の1階ホールに恒例の七夕飾りが有りました。
用意されていた短冊に「地震無用」と書いてぶら下げました。

本当に地震無用です、宜しくお願い致します。













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